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Your search : [ author:写真·李揚 趙永琦 文·劉東平] Total 52 Search Results,Processed in 0.096 second(s)
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1. 古代シルクロードの賑わいを残すカシュガル
「カシュガルを見ずして、新疆を語るなかれ」という言葉がある。カシュガルは新疆ウイグル自治区南部の最大の都市であるばかりか、この方面の主要な民族であるウイグル族が人口の九〇%以上を占める民族色豊かな町である。また古代シルクロード沿いに発達した同市は、当時「疏勒国」とよばれ、商業と手工業が盛んで西域諸国との交易も多く、なかなかに繁盛した大都会であった。自治区の首府ウルムチで飛行機に乗ると、わずか一時間
Author: 文·劉東平 写真·李揚 趙永琦 Year 1997 Issue 8 PDF HTML
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2. ウルムチの紅山から天池に遊ぶ
私たちの乗った飛行機は、真っ直ぐに新疆ウイグル自治区の首府ウルムチに向かって飛んだ。飛行機の窓から外を見下ろすと、ウルムチの東側には海抜五四〇〇メートルを越えるボゴダ峰がそびえ、南には天山山脈がラクダの背のように連なり、北から西にかけては黄砂に覆われたジュンガル盆地が見える。空から見るウルムチ市の緑は、まるで天山山脈の足元に嵌め込まれた翡翠(ひすい)のようだった。景色にみとれているうちに、早くも飛
Author: 写真·李揚 趙永琦 文·劉東平 Year 1997 Issue 9 PDF HTML
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3. 陽朔―桂林のなかの桂林
桂林から漓江を遡行して陽朔に至る数時間の船旅は、両岸の山水の秀麗さ、船中に用意された美味しい食べ物も相俟って実に素敵な旅程である。しかし、私はそんなにのんびりしてはいられず、慌ただしく小さな客船に乗り込んで、薄暮の靄の中を陽朔へと向かった。川面はとても静かで、豪華客船の姿も「漓江夜漁」の筏も見えず、私たちを乗せた小さな客船だけが緑滴る漓江を独行していく。両岸に次々と出現する美しい山石、緑の鳳凰竹、
Author: 文·劉東平 写真·趙永琦 劉東平 Year 1997 Issue 5 PDF HTML
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4. 天下に冠たる桂林の風景
桂林の山水は天下一で、有名な漓江下りは南画の世界を満喫できる。国内のみならず、海外の観光客もみんな桂林を一目見たいと思っている。しかし、十年前に私がリュックサックを背負って歩いた時に比べると、桂林の風景も遊び方もずいぶん新感覚のものに変わってきたようだ。畳彩山·芦笛岩桂林市にはたくさんの観光スポットがあるが、最もよく知られているのが「三つの山·二つの洞窟·一条の川」である。つまり独秀峰·象鼻山·畳
Author: 写真·文 劉東平 Year 1997 Issue 4 PDF HTML
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5. 新興の観光旅遊地―北海市
広西チワン族自治区の南寧で車に乗り、南東に三時間ほど走ると同自治区の南端に着く。そこが南中国海の北東岸に突き出た北海市である。この町は交通が便利で、北京、天津、広州、成都等の各都市から空の直行便があるし、鉄道や自動車道路も四方八方に通じている。三方を海に囲まれ、一方が大陸につながっている同市は北側が海に面しているところから北海の名が付いた。ここは、昔は小さな漁村に過ぎなかったが、明の時代に港が作ら
Author: 写真·文 劉東平 Year 1997 Issue 10 PDF HTML
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6. 歴史彩る偉人のふるさと―浙江省紹興
紹興は豊かな自然にも恵まれ、数多くの著名人ゆかりの地として知られている。政治家、思想家、文学者、芸術家、科学者など、中国史を彩る優れた人物たちがここから生まれた。紹興と関わりのある偉人の数は数百に上り、彼らの存在がこの街に独特の重みと風格を与えている。街に残る彼らの生家や屋敷、庭園や祖廟など、数々の関連史跡は多くの旅人の心を引きつけて離さない。書道の聖地 蘭亭中国の歴史上最も有名な書道家である王羲
Author: 写真 文·劉東平 Year 1999 Issue 11 PDF HTML
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7. 梵浄山の黔金絲ザル
黔金絲(けんきんし)ザルは愛くるしい。背中はシルバーグレーの毛で覆われ、左右の肩口を結ぶ白い帯状の模様が特徴的。額と手足の内側に輝く金色の柔毛は、サテンのようになめらかだ。逆三角形の顔は青みがかった灰色をしており、そこに埋め込まれた大きな二つの瞳がキラキラと輝く。鼻が上を向いているため、「仰鼻ザル」との別名もある。また、細長くて美しい尾を持つことから、地元の人には「牛尾ザル」とも呼ばれている。世界
Author: 写真 文·劉東平 Year 2000 Issue 1 PDF HTML
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8. 万里の長城
①八達嶺の高速道路と夜景八達嶺と北京市街地をつなぐ高速道路が開通したことで、半日あれば観光を十分楽しめるようになった。昼間の開放時間は、午前五時半から午後六時半まで。夜は午後九時から午後十時半まで開放され、夜景を見ることができる。電話(〇一〇)六九一九二六七八②長城の新名所―慕田峪慕田峪は北京市の北東、市街地から約七十キロの位置にある。この辺りの長城はほとんどが明の時代に造られたもの。歩道とゴンド
Author: 写真 文·劉東平 Year 2000 Issue 1 PDF HTML
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9. 白竜潭
白竜潭は北京市密雲県の北東約二十五キロ、北京の市街地からは約九十五キロの距離にある。景観区の広さは約四平方キロで、澄んだ水をたたえた淵の連なりと滝が見物だ。北宋の時代に建てられた五竜祠や元代の竜泉寺、清の歴代皇帝が避暑に用いた離宮、万福寺などの古跡も多い。また対聯や名言、書や詩文が随所に見られるのも特徴。書道や古詩に興味のある人には、ぜひメモ帳やカメラを持参していただきたい。景観区内には有名な文人
Author: 写真 文·劉東平 Year 2000 Issue 1 PDF HTML
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10. 雲南の山の民 その文化と信仰と
雲南省怒江リースー族自治州貢山県の丙中洛郷。私たちがたどり着く頃にはすでに日も落ち、かなたの夕空に碧羅雪山の頂がぼんやりと浮かんでいる。山の裾には怒江がゆったりとうねり、だいだい色の陽の光が丙中洛の平野をすっぽりと包み込む。心が癒されるような、なんとも温かみのある眺めだ。ラマ教寺院とカトリック教会丙中洛の郷を特徴づけているのは、その美しい景色だけではない。ここにはヌー(怒)族、チベット(蔵)族、リ
Author: 写真 文·劉東平 Year 2000 Issue 4 PDF HTML